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【子育てのマインド編】金持ち父さんの 子供はみんな天才 レビュー

『金持ち父さんの 子供はみんな天才』は、教育は大切だと考え、お金の面や学問的な面で子供に有利なスタートを切らせたいと思っている親、そして、その実現のために積極的にかかわっていきたいと思っている親にむけて書かれた本だ。情報時代には、これまでのどんな時代よりもいい教育が必要とされる。だが、今の教育システムでは、子供に必要な情報のすべてが与えられているとは言えない。この本は、そのギャップを埋めることを目的とし、お金に関する知識ー実践的で、やる気を起こさせてくれるような知識ーを親が子供に与える手助けをする。

改定前カバーそで より引用(一部省略)
金持ち父さんの子供はみんな天才 ― 親だからできるお金の教育

本書(改定前)は

1、お金は一つの考え方にすぎないこと

2、大事なのはファイナンシャル教育であること      

3、子供の才能をみつけること

の3部で構成されています。
本書を読んで、印象的には、「子育て全般に通じるマインド」の部分を強く感じました。
金持ち父さんのテーマである「ファイナンシャルインテリジェンス」とともに、とても一記事にまとめることができなかったので
二つの記事に分けることにしました。
ぜひ、ご興味のあるテーマをご覧になってください^^

ファイナンシャルインテリジェンス編はこちら

では、マインド編 スタート!!    

人間にある7つの異なる才能

Frames of Mind(心の構成)/1980年代 ハワード・ガードナー著

〇言語的才能…現在の教育システムが人のIQを測る基準としているもの。
〇数学的才能
〇空間的才能
〇身体的才能…見たり、触ったり、やってみることによって才能を発揮する。
〇内省的才能…自分自身に何を語りかけるかをコントロールする能力。頭脳的な知識の不足ではなく、失敗を恐れる気持ちのせいで失敗することがよくある。
〇対人的才能
〇環境的才能…植物や動物、魚、海や山などの自然を相手にするのが得意な人

必ずどれかの、才能がある。自分の才能をみつけ、子どもに合った方法で学んでいくと良い。
そのために、すべての子供たちの才能を見つけ、守ることが大事である。

お金を与える前に力(教育)を与える:九歳の転換期

この本の大半は、強い自己認識を持つにはどうしたらいいか。その方法を子供に教えることについての話だ。それは、子供たちが人生の山や谷ーお金の面や学問的な面、あるいは人間関係、仕事の面、そのほかいろいろな面でぶつかるさまざまな障害ーをしっかり越えて行けるようにするためだ。この本を通して、そんな山や谷を越えたあと、子供たちがしっかり回復してより強い自己認識ー特に金銭的な面でのーを築くための方法を、あなたが子供に教える手伝いができればいいと思っている。

本書p,71

注意)子どもが学びたいと思っていない場合は無理に教えない。子どもたちに無理に学ばせるのではなく、子どもたちが学びたいという気持ちになる方法を見つけてあげること。

子供に必要な三つ(学習、仕事、お金)のための勝利の方程式

生まれてから十五歳くらいまでの時期はとても大事。
シュタイナー:子供は九歳くらいで親のアイデンティティから分離を始め、自分自身のアイデンティティを探し始める
九歳の転換期:子供にとって最も孤独で、孤立感を感じる時期。この時期に、自信に裏付けられた安心感を持つことができることが重要。
子供をしっかり観察し、彼らが自分に一番合ったその方程式を見つけるのを助けること、子供の勝利の方程式に注意深く耳を傾けること、それが親の役目である。

人生は認識から始まる~強い自己認識を持つこと~

子供はだれでも、金持ちで頭が良い大人になれる可能性を持って生まれる。ただこれには、「子供の自己認識が強化され、学校や教会、会社、マスコミ、あるいは社会そのものが子供に与える、莫大な量の教育によってそれがつぶされないよう守られている限り」という条件がつく。親の一番大事な役目は、子供の自己認識を形作り、育て、守ることだ。

本書p.73

親が子どもに対して持つ認識と同じものを持つように子どもに指導すれば、世間がその子どもに対して同じような認識を持ち、その認識に従った扱いをしてくれる可能性が高くなる。
子供が強い自己認識を持つ手助けをしよう
強い自己認識を持っていない子どもには、どんな教育も、どんなにたくさんのお金も、なんにも役にも立たない。強い自己認識を持っていれば、賢く、金持ちになるのはずっと簡単だ。

子どもの危機に対する親の存在

本書には、筆者が落第点を取ってしまったエピソードがある。落第点を取ってしまったことを、それだけで終わらせず、人のせいにもせず、自分自身の態度を見つめなおすきっかけにできたこと。そこに導いてくれたのも二人の父であったという。

子どもが人生で最悪の時期を経験している時、親は素晴らしいチャンスを与えられている。つまり、子どもにとって最良の教師、最良の友人となるチャンスが与えられているのだ。

自分のなりたい人間になれる

独自のアイデンティティをもつ=独自の人間としての安心感を持つ
筆者は自分のアイデンティティを持ったことで、友達から格好いいと思われる人間になろうとするのではなく、自分がどんな人間になりたいかをもっと考える時間が与えられた。それを考える過程で、大いに自信をつける。
他の子供たちが期待する人間になるのではなく、自分のなりたい人間になることを学ぶ。

「真の教育は学校を卒業し、実社会に出たときに始まる」

子供の創造性の発達を助け、守る

間違ったり失敗するのを恐れることを学んでいない子どもたちは、「安全第一でやれ、危険を冒すな」とは考えない。
間違いを恐れるように教えられると、子どもの創造性は損なわれ、時にはつぶされてしまうことさえある。親が「私のやる通りにしなさい」と言う時も同じ事が起こる。
一方、自分で考え、危険を冒し、自分で答えを見つけるよう励まされると、子供たちの才能は開花し、創造性の発達が促進され、保護される。
子供にああしろこうしろと言うのではなく、彼らが生まれつき持っている創造性を使い、お金の問題を解決したり、自分の求める人生を築く方法を見つけさせることが大事だ

言葉の力:コミュニティの共通言語を理解すること

言葉を聞くだけで、相手のことがよくわかる。

分かりやすい言葉を使えば、むずかしいことは何もない。
ex)
「資産はポケットにお金を入れてくれるが、負債はポケットからお金を取っていく」
「仕事を辞めたら、資産はあなたを食べさせてくれるが、負債はあなたを食べる」

子供が身体的に学ぶのが得意な場合は、年齢にかかわらず、子供たちが見たり触ったり、感じたりできるような定義をするように特に気を配る。
ex)
「丁寧に」=「積み木を積むみたいに丁寧に」

言葉に対する定義と解釈に違いがあれば、大きな誤解を生む。

金持ちになるための最初の一歩

経済的に豊かになりたければ、お金に関する言葉を自分の語彙に加える(=語彙を豊かにする)ことから始める。
⇒その単語を使わない人たちよりずっと金持ちになるでしょう。
※言葉の観念的な意味を覚えるだけでは不充分。それぞれの言葉を頭脳、感情、身体的に理解し、さらに精神的に理解するところまで学ぶことです。お金に関する単語が自由に使いこなせるようになったら、必ず自信がつく。

言葉によって目に見えないものが頭で見えるようになる

コミュニケーションの力

コミュニケーションの原型は「コミュニティ」
人が同じ言葉を持つとき、コミュニティが作られる。
言葉を知らず、言葉の違いを見分けることができなければ、お金の面で洗練された人たちのコミュニティから締め出されてしまうかもしれない。
「子供に資産と負債の違いをしっかり覚えさせよう。そうすれば子供は人生においてとても有利なスタートを切ることになるだろう」

子供の才能を見つける

私の実の父、賢い父さんは、(中略)才能はだれにでもあり、天才とは、単にその才能に気づき、その才能を人に与える方法を見つけた幸運な人たちのことだと心から信じていたのだ。

本書p,266

「genius(天才)」⇒「GENI-IN-US(我々の中に潜むランプの精(ジーニー)」

アラジンが、ランプの中に閉じ込められていた精霊を見つけたように、私たちもみんな自分の中にランプの精を見つけることができる。
天才とは自分の内側にランプの精を見つけた人、与えられた才能を見つけ出した人のこと。
この世界に天才はあふれるほどいる。私たちはみんな天才だ。問題は、たいていの人がその才能をランプの中に閉じ込めたままにしていることだ。
才能を自分のためだけや愛する人たちのためだけに使おうとする人が多すぎる。ランプの精の魔法は、自分の才能をみんなに与えようとした時にだけ効果を発揮する。

二人の父はどちらも、(手段は違うが)与えることが持つ魔法の力を信じていた。

子供がもって生まれた才能を見つける方法:違いを楽しむ

人間の性格にいろいろなタイプがあるのと同じように、学習スタイルにもいろいろなタイプがあることを知っている人は少ない。
⇒人によって違ったやり方がある(前述7つの才能)。しかし、現在の学校システムは、そういった学習スタイルのごく限られたものだけを前提に作られている。

子どもの好きな学習方法と、学習する理由を見つける。
ex)泳ぎを覚えたのは泳ぎたかったからではない。サーフィンがしたかったからだ。

親と教師がなすべき この世で一番大事な仕事

私たち大人のなすべきことは、子どもの持つ好奇心を守ると同時に子どもを守るために最善を尽くすこと。
好奇心を守ることが重要なのは、それによって私たちが学ぶから。好奇心をつぶすことは、子どもの未来をつぶすのと同じ。
親にできることは、明かりを灯し続け、子供がもとの道に戻ってくるよう願うことだけ

まとめ:環境(選択肢)を作り、認め、守ること

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

もし子どもが学校を辞めたいと言ったとき、親には、学校に留まり、一生懸命勉強する気にさせるような胸躍る理由を準備すればよい。
筆者は学校教育の問題点を取り挙げていますが、学校に行くこと自体を否定しているわけではありません。
わたし自身、理由によってはやめる勇気も必要だけれど、子どもにとっての貴重な体験の場であると認識しています。

学習のあとに待っている褒美がそれだけの価値を持ち、胸を躍らせてくれるものであれば、
ゲームのゴールの先に、自分の未来を見ることができる。可能だとわかることが子どもの意欲を駆り立てることを学びました。

そして、落第点を取ってしまったことを、それだけで終わらせず、人のせいにもせず、筆者が自分自身の態度を見つめなおすきっかけにできたこと。
そこに導いてくれたのも二人の父であったというのを知り、改めて親の影響力を痛感しました。

現実創造について、わたしが意識していること(認識が世界を創る)が本書でもメインテーマとして取り上げれられていて、また一つ答え合わせにもなりました♡

【ファイナンシャルインテリジェンス編

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